広告などをつくるにあたって、「写真じゃなくてイラストを使いたい」となるのは、
どういうものを作るときでしょうか?
今回は、写真よりイラストの方がニーズが高い傾向のある、
ストックイラストだからこそ売れるテーマをご紹介します!
1.断面図や組織図など 写真では難しいテーマ
![]() 住宅| 3169428 |
![]() 毛髪| 6994183 |
![]() 人体| 1897544 |
皮膚の組織図、人体組織図など、この種のコンテンツの売れ筋は、ほとんどがイラスト。
写真でも出来ないこともないかもしれませんが、もし実物だとすごいことになりそうですし、
普通の人が撮ろうと思ったら模型を用意するしかないので、撮影のハードルが高いコンテンツです。
ストックイラストクリエイターのみなさんには、ぜひ制作していただきたいテーマです!
2.写真だと広告表現として適していないテーマ
![]() ハウスダスト| 1923590 |
![]() 水虫| 6599023 |
![]() O-157| 7599336 |
病気や怪我、災害、不道徳な行為、害虫など
多くの人の目に触れる広告では、基本的には誰が見ても不快にならない表現が好まれます。
あまり美しくないものや、痛々しいもの、食事中には見たくないようなものに関しては、
写真よりイラストの方が求められる傾向があります。
3.注意を促すものなど イラストの方がわかりやすいテーマ
![]() 注意| 4355803 |
![]() 雨漏り| 8275570 |
![]() アクシデント| 9637170 |
ピクトグラムなど、ひと目で意味が伝わるのもイラストの特徴のひとつ。
危険を知らせる、注意を促す、なにかを案内するなど、「なるべく多くの人がパッと見てわかる」必要があるものに関しては、写真よりイラストが求めらます。
また、写真でも出来ないことはないけれど、なんだか地味…わかりにくい…そんなテーマもイラストが人気です。たとえば、雨漏り。
あまり美しくないというのもありますが、だいたいの写真がぱっと見「雨漏り」というより「天井」の写真。ご紹介しているイラストのようにデフォルメして描くと、テーマがわかりやすくて使いやすいですね!
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4.空想上の生き物など 実在しないテーマ
![]() 龍| 3074350 |
![]() 天使| 9052909 |
![]() 妖精| 10525091 |
龍、ユニコーン、妖精、人魚など実在しない生き物や風景は基本的にイラストで探されるので、
売れ筋テーマは絶対押さえておきたいところ!
恐竜など、絶滅してしまって写真が存在しない生き物もニーズがあります。
いかがでしたでしょうか?
身近な広告でのストックイラストの使われ方を意識して見てみると、ほかにもストックイラストならではのニーズが見いだせそうですね。
ぜひぜひ制作時の参考にしてみてください!
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